2009年9月28日月曜日

なんだこれ



最近なんだこれはと思ったもの二つ。

左はART-SCHOOLの新しいアルバム「14SOULS」。

良すぎてびっくりした。
聴きやすい上に何度もリピートしたくなる中毒性あり。
アートの曲は似た曲調が多くて幾つも聴くとマンネリ感がしたけど,今作は突き抜けた感じが。
踊り狂いたくなる。
特に気に入ってるのはダンサンブルな2曲目のSTAY BEAUTIFULと,
ボーカルの掛け合いで掴まれた11曲目のKILLING ME SOFTLY。
10月の磔磔のチケットはなんとしても確保しておくべきだったと物凄い後悔に見舞われた。


右は横山裕一の漫画「NIWA」。

濱本君からの借りモノなんだけど,ぶっ飛びすぎてる。
全300ページ強,一貫して話は続いてるんだけど,ストーリー性が皆無。

(以下空白部分,内容についての解説なんですが,範囲選択で見れます。
この作品の場合「説明=ネタバレ」になってしまうため,実際に作品を読んで楽しみたい人は見ない方がいいです。)
表紙をめくったその瞬間から突如,謎の大群による謎の「庭」への潜入が始まる。一切状況説明無し。 淡々と庭へと潜入していく大群。 庭には無数の幾何学的な造型をした設備があり,それらを探索しながらひたすら前へ前へと進む一行。 探索と言うとそこでストーリー性が生まれるかのように思うかもしれないが,この作品に登場する全ての存在が謎であり,これらの謎が謎のまま一行は次々と進むのだ。 そしてどんどんページを捲っていくと裏表紙に到達する。
こんな漫画があっていいのか。
しかしこの均一なクオリティと,一切中だるみしないテンポ。常軌を逸した想像力。
読者側が試されているような気分になる。
そして残るこのモヤモヤした感情。
たまらない。
頭をブン殴られた気分になった。ただもんじゃねえ。

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