昨日はアーキーさんとカイジ観にいって,
飯くいながら進路だの考えだのを話したりしてきた。
ここ最近学校と家の往復のみの生活だったので,出掛けたのはすごい久々な気がした。
その後本屋で逆柱いみりの赤タイツ男を買って帰宅。
カイジは前から見たいと思ってたけど,落胆しないように過度の期待はしないようにしてた。
でも自分としては,手に汗にぎるシーンあり,胸熱くなるシーンあり,利根川役の香川照之の表情の良さありで
完璧でない部分も多少目に付くにしろ面白かったし,観に行ってよかったなと思える出来だった。
が、
手厳しく評価すれば,傑作映画を作れるポテンシャルはカイジという原作にはあったと思う。
福本漫画といえば「ざわざわ…」なので,劇中にもBGMでざわざわ音が挿入されるシーンがあったんだけど,あれは漫画表現だからこそ生きる演出であり,実写映画では原作を知らない人には違和感あるんではないだろうか。
本来「ざわざわ」は漫画媒体で心のざわめき,ひりつく空気のようなものを表現する事を目的として考えられた擬音だと思うので,映画版でまで何も漫画版を真に受けて馬鹿正直に「ざわざわ」って言わなくてもいいとおもう。
それよりももっと,映画だからこそできる感覚的にその表現に合致したBGMを作り,原作ファンもハッとさせるものを作って欲しかった。
そうでないと映画化する意味がないし,それだけでも評価は変わる。
ドラゴンボールのようなネームバリュー押しの作品ならいざしらず,
カイジのように原作がしっかりしている漫画の映画化にあたっては,原作と映画版の従属関係は考え直さないといけないんではないか。
単純に映画化ということだけであればアニメ映画という手段もありえるが,あえて実写化してるわけだから意味合いが変わってくる。
尺の問題でややエピソードを詰め込みすぎ感もあり,前編後編に分けてじっくり兵藤戦まで描いてほしかったとも思った。
カイジ役の藤原竜也がイケメンすぎるというのは同意w
さて,また課題地獄に戻ります。
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