昔のアニメにおけるエロと最近のアニメのエロの違いはなんなのかと考えてみた。
昔のアニメのエロは物語としての必然性を含んだ上で成立していたんではないだろうか。
物語の上に成立するエロなので,ここでは女性キャラクターの持つ色気は主人公のヒロインへ寄せる想いの深まりに繋がっていた。
相手をもっと知りたいという欲求が主人公の恋心を加速させて,読者にもヒロインに恋させる効果を持っていた。
ところが昨今のアニメにおいては物語とエロの従属関係が逆転していて,エロがある上での物語になっている。
物語は次のエロまでの繋ぎ程度の役割でしかない。
そしてエロは主人公視点で描かれているのではなく,女性のリアクションに焦点が当てられている。
例えるなら,昔のエロはヌードグラビアを見る主人公目線でのエロだったため主人公の心境に作用していたが,今のエロはヌードグラビア自体になっている。
ヌードグラビアを見た主人公の気持ちはヌードグラビアを閉じても心の中にもんもんと残るが,ヌードグラビア自体は本を閉じると無くなってしまうのだ。
4 件のコメント:
萌えやツンデレ、大きく言えばエロの分野に含まれるものだと思うけど
そういった物の具体性が見出され
言葉がつけられそういったジャンルという
確立を得たわけだけど。
元々そういったものは自然的に発生する
ものなのだけど
それを意図して作ろうとした結果が
今の現状なのだと自分は思っている。
だから不自然を感じざるおえない。
こういったものは自分は
養殖された萌え(エロ)って言ってる。
既存作品からの感動の記号化とその再現でしょ。
だからそれらはオタク文化でしか成立しない。
原点じゃないから。
そういう現象は萌え以外でもあちこちではびこってるのを常々感じる。
バブル時代は意図的に
出来ればいいのになぁっと思うよ。
桃源郷ってあぁゆう事なのかなと。
実際体験してないし
その時代の生まれでもなけど、
オヤジから聞く話がまるで夢のようだった。
当時家の年収が3000万とかビックリだわ。
3000万だと・・・どこのボンボンだ!
昨年度の源泉徴収票を元に,「所得額の何割を来年度には使い切らないと死刑」という制度を設ければ必然的に金は動くと思います。
我ながら名案だな。
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